まず初めに日本人は欧米諸国に比べると睡眠時間が短いです。中でも女性の人の睡眠は男性よりも短いと言われています。また厚生労働省の調べでは5人に一人が睡眠の時に何らかの障害を抱えていると言われています。
少しでも良い睡眠を取れるように食事から見直していきましょう!
目次
睡眠の質を上げる食べ物 眠りの基本編
いくら睡眠の時間が足りていても、睡眠の質が悪いと意味がありません。
皆さんご存知だと思いますが、睡眠には深い睡眠のノンレム睡眠と浅い眠りのレム睡眠があります。
この2つを睡眠中に4~5回行っています。この中でも最も深い眠りを出来るのが最初の1~2回と言われているので、眠りについてから初めの3時間でノンレム睡眠に達すればよく寝たーと感じる事ができます。
その他には人間には体内時計があり、1日24時間で普段生活していますが、体内時計は24時間11分と言われています。
その体内時計をきちんとリセットする事によって夜になると睡眠を施すメラトニンと言うホルモンが出てくるので良い睡眠を取る事が出来ます。
体内時計をリセットする方法は朝起きた時に太陽の光をしっかり浴びる事です。
睡眠の質を上げる食べ物 食材編
次は眠りの質を上げる栄養素とそれを含んでいる食材をご紹介していきますね!
まず1つ目は「グリシン」と言う栄養素です。
グリシンはアミノ酸の中の1つでこのグリシンを睡眠に問題がある人に寝る前の30分前に3グラム取ってもらったら、いつもと違い朝は気持ちよく起きる事ができ、日中の仕事もはかどったと言う研究結果も出ているほどです。
このグリシンは人の体内のあちらこちらにあるのですが、食べ物で言えば、エビ、ホタテ、カニ、イカ等の魚介類に多く含まれています。
次は2つ目の栄養素ギャバです
最近はギャバ入りのチョコレート等も出ているので、名前は聞いたことがある人も多いんじゃないかと思います。
睡眠薬はギャバの作用を強めて眠らせようとする物です。
ギャバが含まれている食材は玄米、胚芽米、等の雑穀や漬物、トマト、スプラウト(発芽野菜)、ココア、チョコレート等です。
3つ目の栄養素はトリプトファンです
トリプトファンは睡眠をコントロールしているセロトニンやメラトニンを作っています。
トリプトファンは乳製品、豆製品、肉類、アボカド、バナナ等に多く含まれています。
このトリプトファンを朝に採るとお昼は眠気が少なく仕事ができ、夜になるとよく眠れるようになります。
睡眠の質を上げる食べ物 避けたい食習慣編
勿論睡眠の質を上げる食べ物も大事ですが、睡眠の質を下げる食習慣も知っておかないと、効果が薄いですよね!
そこで睡眠の質を下げる食習慣もいくつか挙げておくので是非参考にしてみてくださいね。
食べてすぐ寝るのはやめましょう!
食事をすると胃腸が活発に働きます。
胃腸が活発に働いてると深く眠れなくなってしまいます。
出来れば食事の後は3~4時間くらいはあけてから眠りましょう。
夜食にインスタント食品やスナック菓子はダメ
ちょっと小腹がすいたときに便利なインスタント食品やスナック菓子!
でもそれらの食品には変質を防ぐために、リン酸塩が多く含まれています。
このリン酸塩によって亜鉛の吸収を邪魔され、カルシウムを排出する作用があります。
そうなると、イライラしたりして睡眠の質を悪くしてしまいます。
寝酒やカフェインもダメ
取る眠れないときにお酒を飲むと寝れるという人がいますが、確かに飲んだ時は眠れますが、その後アルコールが薄くなってくると、覚醒効果が出てしまいます。
それにトイレ等にも頻繁に行くようになり、睡眠が途切れてしまいます。
他には夜寒い時などにホットココアや疲れをとるために栄養ドリンク等を飲んだりしてませんか?
ココアや栄養ドリンクにはカフェインが含まれているので、知らない間に取っている可能性があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
良い仕事をするには、よい睡眠は欠かせませんよね?
最近眠れなかったり、眠りが浅いなーと思ってる人がいたら、食生活から変えてみるのも良いかもしれませんね!
今まで何気なしに取っていた物が眠りを妨げてなかったでしょうか?
是非参考にして頂いて質の良い眠りを手に入れて、心も体も元気に過ごしましょう!